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【伴走支援】既存ツール・システムでの予実・売上・請求業務を、プロの伴走支援でkintoneへ短期移行。一元管理と自走を目指して

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【伴走支援】既存ツール・システムでの予実・売上・請求業務を、プロの伴走支援でkintoneへ短期移行。一元管理と自走を目指して

株式会社パーク・コーポレーション様 <kintone伴走支援>

2024.06.11

花と緑の専門家でありながら空間デザイン事業にも携わるパーク・コーポレーション様。空間デザイン事業は複数のチームで成り立ち、業務の種類も多岐に渡ります。業務効率化とともに、バックオフィスメンバーが安心して運用できる土壌づくりにkintone伴走支援としてプロジェクトに参加させていただきました。現在もプロジェクトは進行中ですが、小さな花々が集まって大きな大輪を咲かせるまでの記録をご紹介させて頂きます。

「花や緑に囲まれた心ゆたかな生活を」をビジョンに掲げる株式会社パーク・コーポレーション様。街を歩いていて目に入るだけでドキドキ心拍数が上がり吸い込まれるようにショップに足を踏み入れてしまう素敵なフラワーショップ「青山フラワーマーケット」から、カフェ、スクール、空間デザインまで、花と緑を取り入れた事業を幅広く展開していらっしゃいます。

この度、kintone伴走支援をさせていただいたのは、商空間・オフィス空間などのプロデュース、 内装・外構設計、施工・監理、植栽メンテナンスを手掛ける空間デザイン事業部 parkERs(パーカーズ)の管理チームの皆さま。

管理チームでは、予実管理から粗利・請求管理まで行うなかで、予実状況をタイムリーに把握できないか、既存のシステムでの業務を一元管理してもっと効率的に改善できないかと考えていらっしゃいました。
プロデュースチーム、デザインチーム、プランツチーム、施工チームと連携して行うため、全員が同じ情報と進捗を確認できることがプロジェクト遂行の効率化と精度の高さに繋がります。効率化できた分だけ、メンバー同士やクライアント様との深いコミュニケーションの時間に充てられます。


伴走前:一見シンプルに見えますが、ひとつのアプリ内に様々な情報や機能が入っていたり、使いにくさがありました

そのためには、Excelやスプレッドシート・建築業専用システムなど複数のシステムを徐々に廃止し、すでに導入していたkintoneで一元管理、さらに自分たちで変更・運用できるようになりたいということでご相談をいただきました。kintoneであれば一元管理も自走も実現できるだろうと考え、さらにプロの伴走支援が入ることで、kintoneの使い方を覚えながら短期で業務改善することも管理チームの皆さまの狙いでした。

<取り組み内容>
kintoneで業務を統合・一元管理。大規模なプロジェクト開始。
※現在は、受注台帳アプリで案件ごとの収支がリアルで確認できるところまで構築


iTanto伴走中:1機能1アプリに分け、それぞれを繋げることで利便性が向上しました

< kintoneで実現したこと、これから実現すること >

【 Before 1 】
案件ごとの収支をExcelで管理していた。
【 After 1 】
顧客マスター・取引先マスターを整備し、
現在運用しているkintoneアプリを再構築して、データ整備を実施。
見積・請求書作成・収支管理などの主要業務をkintone上で一元管理できるよう再設計。
krewData(※)を用いて、これまで手動で行っていた人件費の集計や受注台帳の収支を自動化し、
タイムリーにデータアクセスと更新が可能に。

【 Before 2 】
制作案件管理アプリは管理する項目が多く、思うように機能しなかった。
【 After 2 】
案件管理アプリを再構築。
共通に管理する項目、各チームで管理する項目と分けて運用するように改修。

【 Before 3 】
人件費の工数を手動で集計していた。
【 After 3 】
案件Noを整備し、全てのアプリで保持するように改修後、krewData(※)と連携。


※krewData(クルーデータ)
kintoneの各アプリのデータを集計して、集計結果を指定したアプリに出力する連携サービス。
本案件ではスケジュール実行を行います。
▼krewDataの詳細はこちらから
https://krew.mescius.jp/products/krewdata.htm

<導入後の成果>
このシステム統合によって、パーク・コーポレーション様の業務効率は格段に向上。データの一元化は、社内での情報共有を劇的に改善し、意思決定の速度と精度を高めました。さらに、日々の業務データをリアルタイムに更新できるようになったことで、予実状況など業務プロセスの透明性が向上し、社員の作業負担が軽減されました。

<お客様の声>
「kintoneの伴走支援を受ける前は、異なるシステム間でデータを移行する際の手間や時間が常に課題でした。具体的にこうしたいというイメージが固まっていないところから、桐山さん(ロケットスタートiTanto)が“こうした方が良い”と提案して進めてくださったのが助かりました。アプリを作るための各メンバーからのヒアリングは大変でしたが、システム統合によって、必要な情報にすぐにアクセスできるようになり、業務のスピードと精度が向上しました」と担当者の杉浦さん。業務が効率化したことに喜んでいらっしゃいました。

<iTanto担当者コメント>
「いろいろなチームがデータを入力するため、業務とデータの整理・設計に時間をいただきました。杉浦さんのチームのためにも改善したいという想いが伝わってきたのもあり、効率よく設計・組み立て、なるべく高度なシステムにならずにシンプルにするにはどうしたらいいかと思考錯誤しました。杉浦さんはじめparkERsの皆さまに喜んでいただき、お役に立てていることが励みになります」と弊社担当の桐山。



kintoneは導入して終わりではなく、導入してからが本番です。iTantoの継続的な伴走により、新しいアプリの使用感に対する社員の皆さまからのフィードバックを受け、必要に応じて調整を行うことでシステムの持続的な改善と最適化が進んでいます。

プロジェクトは現在8合目付近で、杉浦様と随時チューニングを行っています。全ての業務がkintoneで繫がり、社員みなさまの作業負荷・ストレスが大きく減少する日まで、もうすぐです。




■kintone伴走DX

私たちiTanto(アイタント)は、納品(納めたら終わり)という概念ではなく、導入後もお客様に伴走し個社に合わせたDX支援をおこなってまいります。支援を通じて社内浸透が広がり、DX人材が増えていく。DX支援を通してお客様の事業がさらに発展されることを目的として取り組んでいます。
kintone導入後の、さらなる強化・活用についてお困りの方は、お気軽にご相談ください!




<取材協力>

株式会社パーク・コーポレーション
空間デザイン事業部 parkERs
〒107-0062 東京都港区南青山3-1-7 青山コンパルビル3F
https://www.park-ers.com/

<取材>

株式会社ロケットスタートホールディングス

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