【バックオフィスDX導入支援】RPAがチームの一員に

「営業を採用したとしてもアシスタントはどうする？」
私たちはどこまで人を採用すればいいのか。採用は事業のために大事ではあるが、業務が多いからといって人を採用して永遠と「人の手」で解決しているわけにはいかない。そう、人を増やしたとしても一人一人の生産性が改善されるわけではないのだ。
今回のRPA導入は、事業の仕組みと「人」を知っている人材屋様だからこその本質的な課題から始まった。

まずはバックオフィスから整えていくことになった。
Excelでの経費精算や有給の計算はとても煩雑ではあるが、森田様と田邊様を筆頭にした「チーム」でこなしていた。とはいえだれか一人でも欠けたら止まってしまうのではないかという不安は消えなかった。そんなとき弊社ロケットスタートが開催する「RPAセミナー」に参加してくださった。

「うちの業務じゃ使えないでしょ…と思って期待していなかったけど、使えるかも…!？」
そこで、トライアルからはじまり毎月発生する単純な業務からRPA化していった。
「人の手」でやるよりも「漏れなく」「精度高く」ロボができる部分から始めていったのだ。

＜取り組んだこと＞

バックオフィス関連のクラウドシステムの導入とRPA連携
目的は作業時間の軽減と効率化で人にしかできない
◉マネーフォワード勤怠・給与・経費精算の導入のためのデータ整理と設定
◉RPA
└freeeサインに請求書データのUPをRPA設定
└RPAでマネーフォワードにアクセスしその月の請求書をダウンロード
└税理士へ提出用の売上データをRPAで作成　など

私たちロケットスタートがご提案するRPA（パークシャ製 ロボオペレータ）は、シンプルで直感的に操作できることが強みだ。
森田さんはおっしゃる。「自分たちで操作方法を知ることが、今後長期的に活用できる秘訣！ システムのしくみがわかっていれば、ちょっとした変更があった場合やうまく動かなくなったとき自分で対処できる、なるほど！ということで、メンバーも巻き込む。 最初はチンプンカンプンだったけど、なんとなくやりたいことができるように。 壁を越えたのは、メンバーたちだったかも。」（笑）

「ロボちゃん」と親しみを込めて呼ばれているくらいRPAは人材屋様の「チームの一員」になった。「やるならばワクワクしたい！という人材屋さんのスタンス」に受け入れられたのだ。ロボだけでなくメンバーも巻き込みながら、同じ方向を向いていこうという文化をさらに深めていらっしゃる。ロボが入ったことによって人と介在しなくなるというよりも、さらに人と人との関係性が深まったというところがDXの醍醐味だ。

「千里の道も一歩から。ITニガテな人材屋ですが、まずは一歩踏み出すことでいつかその先にたどり着けるはず。目的を持ち、これができたらどんな世界が待っているのか、メンバーにメリットを感じてもらいたい。同じ方向を向くことが大切だと思いました。そしてその先に地域や私たちと関わる皆さんにとって最適なサービスを提供できていたらうれしいです。」と森田さん。

【弊社担当者の声】

「やるならばワクワクしたい！」と経営陣が牽引しつつ、みんなで方向性を合わせていこうというところがDX化成功のために不可欠。そんな風土を楽しんでつくられている人材屋様のカルチャーがとても素敵だなと思いました。

貴重なお話をありがとうございました。

＜iTanto伴走支援＞

アイタントが人材屋様と取り組んだこと
◉カウンセリング
◉人材屋様の運用と課題に合わせたツールを組み合わせご提案・設計
◉ロボオペレータ（RPA）導入支援（パークシャ様にておこなう）
◉マネーフォワード（勤怠管理・給与計算・経費精算）導入支援
◉システムの社内浸透のサポート（システム操作支援・情報共有、改善など）
◉毎月1回の定例MTG（導入時から現在も継続中）

■kintone伴走DX

私たちiTanto（アイタント）は、納品（納めたら終わり）という概念ではなく、導入後もお客様に伴走し個社に合わせたDX支援をおこなってまいります。支援を通じて社内浸透が広がり、DX人材が増えていく。DX支援を通してお客様の事業がさらに発展されることを目的として取り組んでいます。
kintone導入後の、さらなる強化・活用についてお困りの方は、お気軽にご相談ください！

＜取材協力＞

株式会社人材屋
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＜取材＞

株式会社ロケットスタートホールディングス