公開日: 2025年10月06日 / 更新日: 2025年10月10日
2025年9月、ロケットスタートホールディングスは宇都宮オフィスを柏の葉キャンパスへ統合し、リモートワークを本格的にスタートしました。
「通勤がなくなる」「家で働ける」──リモートワークの利点は世の中に広く知られています。
けれど、私たちが日々感じているのは、それだけではありません。
快適さの先に見えてきたのは、「一人で深く考え、チームで広げる」──そんな働き方の進化でした。
働き方が変わったからこそ気づいたこと、工夫していることを、ここでご紹介します。
通勤がなくなったことで、メンバーの朝には新しい余白が生まれました。
「1時間以上を家事に使えるようになった」「本を1時間半しっかり読めるようになった」などの声があがっています。
“楽になった”というよりも、“生活を自分で設計できるようになった”感覚。
一日のはじまりに余裕ができることで、心も整い、仕事への向き合い方も変わってきました。
「商談や打ち合わせが終わると、ふとさみしくなる瞬間がある」──これはリモートワークならではの“あるある”かもしれません。
けれど、その感覚が新しい工夫を生み出しました。
「いいね」だけでなくコメントを残すようになったり、あえて顔を見ながらMTGをしたり、雑談の時間を意識的につくったり。
さみしさをきっかけに、相手を思いやる文化が育っています。
リモートになったからこそ、仲間の存在をより強く意識するようになりました。
リモートは自由さと引き換えに、自分で働き方を組み立てる必要があります。
「次にみんなと集まる日までに、この仕事を仕上げておこう」──そんな意識が自然と芽生え、スケジュールの組み方や仕事の進め方に変化が生まれています。
会う時間が限られているからこそ、その場をより価値あるものにするために、相手のための準備を主体的に進める。
その積み重ねが、チームの生産性を高めるだけでなく、信頼関係も深めています。
在宅の利便性を活かしながら、“自分で時間をデザインする力”を磨けるのは、リモートならではのメリット。
前向きに取り組む姿勢が、私たちの強みにつながっています。
リモート環境は「考える時間」をしっかり確保できます。
ロケットスタートの仕事は“お客様の未来をしあわせにするために考えること”が多いからこそ、その時間は大切です。
ただし「一人だと限界がある」という実感もあります。
雑談やブレストの場からこそ新しいアイディアが生まれる。
だからこそ、定期的に顔を合わせて意見を出し合う時間を重視しています。「個人で深く考え、チームで広げる」──この循環が、私たちの働き方の核になっています。
現在は「週4リモート・1日出社」という形がちょうどいいと感じています。
新しいメンバーが加われば最初は対面を大切にしたいし、集まるなら雑談だけでなくブレストをして未来を描きたい。
いま私たちが使っているのは会議室ですが、どうしても集まると会話中心になりがちです。
それ自体は良いことですが、シェアオフィスには個人の集中スペースもあります。
業務はそこで集中して取り組み、昼休みやMTGではあえて会議室に集まって対話する──今後はそんな工夫も取り入れながら、「一人で考える」と「みんなで話す」の両立を目指していきます。
働き方は完成形ではなく、常にアップデートの途中。
どうすればお客様や仲間にもっと価値を届けられるか、そのために働き方を実験し続けています。
リモート化によって得られたのは、単なる便利さだけではありませんでした。
・時間を再設計する力
・仲間への気遣い
・主体的な時間のデザイン
・チームで創る文化
働き方の変化はゴールではなく、進化のための手段です。
これらを磨き続ける姿勢こそが、ロケスタらしさだと私たちは考えています。
▼実際にロケスタで働くワーママ(ワーキングマザー)のnoteも公開中!
今後も定期的に宇都宮リモートレポを発信していきます!
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