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【2025年7月23日セミナー開催レポート】“らしさ”を再定義せよ――激動の時代を生き抜く中小企業の新戦略

公開日: 2025年08月01日 / 更新日: 2025年08月01日


お知らせセミナー

【2025年7月23日セミナー開催レポート】“らしさ”を再定義せよ――激動の時代を生き抜く中小企業の新戦略

「何から手をつければいいのか分からない」 
「採用もうまくいかないし、DXも進まない…」 
「今のままで、本当に生き残っていけるのか?」 

そんな“もやもや”を抱える中小企業の経営者・実務担当者に向けて、株式会社フォーバル社と株式会社ロケットスタートホールディングスが共催で開催した無料オンラインセミナー。 

タイトルは 
「“らしさ”を再定義せよ ―― 激動の時代を生き抜く中小企業の新戦略」 

登壇したのは、現場の変革を支援してきた2名のプロフェッショナル。 
「変化に飲まれず、芯を持って進む」ために何が必要か──その実践知が、リアルに語られました。 

第一部|中小企業に迫る“4つの波”――迫る変化をどう乗り越えるか 

【登壇者】
株式会社フォーバル 関東甲信越カンパニー第五支店副支店長 佐野 康太朗 氏 

「波は、気づかぬうちに足元をさらう」──佐野氏はそんな言葉から、今の中小企業が直面している大きな変化を4つの視点から語りました。 

1. 金融機関が“貸す相手”を選び始めた 

ゼロゼロ融資の返済が滞り始め、国も本腰を入れて管理を強化。今後は「返せる会社」「成長性がある会社」だけが資金を得られる時代へ。 

2. 脱炭素が経営課題に 

大手だけの話ではなくなってきたCO₂排出量の開示義務。取引先である中小企業にも波及し、未対応のままでは「選ばれない企業」になるリスクも。 

3. 賃上げ・人材管理・ガバナンス強化 

賃上げ圧力や社員の管理責任、外国人労働者の受け入れ体制など、“人”にかかるコストと責任が急増。組織づくりのアップデートが不可欠に。 

4. AI・DX・価格転嫁の現実 

「やらなきゃ」と分かっていても、“どう動けばいいか分からない”企業が多い中で、現場主導の仕組みづくりと育成戦略が急務。 

「これからの時代は、“誰と、どんな環境で進むか”を選び直すタイミング。 経営者ひとりで何とかしようとしても、もはや限界があります」 

第二部|自社の“らしさ”を軸に進化する――ロケスタの実践から見えたヒント 

【登壇者】
株式会社ロケットスタートホールディングス 代表取締役 星 栄一

後半は、実際に「らしさの再定義」を通じて事業を変革してきたロケスタ代表の星が登壇。
赤字・採用難・停滞期を乗り越えた、その11年のリアルな軌跡が語られました。

■パーパスから始める再定義 

「働く人の未来をしあわせにする」――社員とともに掲げたこのパーパスを軸に、採用・DX・制度・事業モデルの見直しを実行。 

・事業は「伴走支援型」に転換
・MBOや育成体制の導入
・採用サイト・制度設計を社外と連携し再構築 

その結果…
・売上は3年で30%成長
・採用力向上(応募数・質ともに向上。共感採用へ)
・定着率向上(10年選手・女性活躍多数) 

「今の時代に必要なのは、“技術”より“意味”。 
自社の“らしさ”を深掘りして言語化し、事業に転換することで、人も成果もついてくるようになったんです」 

 登壇者2人が共通して語ったこと 

「芯のある会社には、仲間も成果も集まる」 

両者が繰り返し強調していたのは、 
「経営の軸を持つこと」「自社の“らしさ”を定義すること」の重要性でした。 

変化の多い時代こそ、どこに立ち返るかが問われる。 
そして、そこにこそ“選ばれる企業”になるヒントがあるのです。 

最後に|“らしさ”を見つめ直す、いいきっかけになるかもしれません 

「変化に飲まれるか、波に乗るか――その分かれ道に立たされている気がする」 

そんな感覚を持った方にとって、このセミナーはきっと、“何かを始める”ヒントになるはずです。 

採用、DX、ブランディング、人材育成――どれも正解が見えにくい時代だからこそ、 
自分たちらしさを軸に、一歩ずつ整えていくことの大切さが、リアルな声で語られていました。 

「うちのらしさって何だろう?」 
「このままじゃダメかも」 
そう感じている方は、次回、少しだけのぞいてみませんか?

 

気軽な情報収集でも大歓迎です。 
あなたの経営に、ヒントを届けられたら嬉しいです。 

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